《新聞・雑誌記事より》

〔&w〕
┏━━━━━┓
野中 星
┗━━━━━┛
☆彡nochiwさんのまち

《前文からの続き》

 おばあさんには二か所に土地があった。まず一か所は、町の農協理事をしているボス的存在のA牧場に安く売らされた。自分の家のあるもう一か所については、近くの“親切なシャモ”Bが、おばあさんに申し出た。――「今後安心して生活できるように、おばあちゃの土地を管理してあげるわさ。でも親戚の連中がおばあちゃの土地をねらっていてうるさいで、このことは決して親戚に言っちゃダメだでや」
 おばあさんは感謝して承知し、畑をBに貸して形ばかりの年貢をもらっていた。夫の死後は山の飯場で飯炊きをしてかせいだから、自分一人の生活費に困ることはなかった。
 四〜五年前、おばあさんも大分年がいって、飯炊きがえらくなったので、やめて畑の年貢をたよりに生活したいと思った。Bの年貢は形ばかりなので、ある有利な申し出の人に貸そうとした。ところが、Bはおばあさんに宣告した。――「あれ、この畑はあのとき借りたんでなくて、買ったんだでや。ちょうど今度で支払いが終わったとこだべさ」
 畑ばかりか、そこにある自分の家もとられた。地続きの山があったので、マキをとろうとしたら、「それはオレの山だべ」とBが言った。おばあさん夫婦は、前の持ち主から引き継いだまま名義変更してなかった。Bはそれに目をつけて、ついでにこれも登記してしまっていたのだ。
 今おばあさんは、生活保護を受けて暮らす。

続きはこちらを

アクセスアップの革命



<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ