野中 星
【ちんすこう(琉球銘菓)】
〔＆〕
┏━━━━━┓
┃ 野中 星 ┃
┗━━━━━┛
<2009(平成21).11.13>
〔聖教新聞より抜粋編集〕
ちんすこうの起源は15世紀、琉球王朝の時代までさかのぼる。慶事に際し、王家や貴族に献上されたと伝えられる、伝統の銘菓である。
現在の形状が定着したのは、およそ１００年前。サクッとした食感と、こくのある程よい甘さが人気だ。
主な原料は小麦粉、砂糖、ラードの三つ。まずは原料を調合・かくはんし、出来上がった生地をのばす。次に金型で「型押し」、最後に「釜入れ」して焼き上げる。
そうした工程を、現在は大半のメーカーが機械で行うが、「手作り」を売りにしているメーカーもある。
そうした「手作り」にこだわるメーカーの製品は、ひときわサクサクとした食感もさることながら、歯ごたえの具合が絶妙。ちんすこうの内側の空洞を最小限に抑えているため、食べた時にボロボロと崩れることがない。
「生地の“のばし”を手作業でやるからこそ、この歯ごたえになるんです。強すぎず、弱すぎずという力加減は、機械ではできません」と語る。
さらに、その日の気温や湿度、菓子の味付けによって、釜の温度を微調整。生地に含まれた水分が拡散することなく、上の方へ安定して抜け出るよう、工夫を凝らしている。
「ちんすこうの上部に水分が抜けた小さなひびが出れば、最高の焼き上がりになる。長年の経験で培った技であり、こだわりです」
昔ながらのちんすこうは、素朴なバニラ風味が定番だったが、黒糖、紅芋、マンゴー、パイン、ココナツ味などバラエティーに富んだ品ぞろえで、顧客の拡大を図っている事業所もある。
アクセスアップの革命
[編集]
[ﾚｽをする]
[最新順][古い順]
ﾚｽはありません
＜＜重要なお知らせ＞＞
@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
友達に教える
[編集]
無料ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ作成は@peps!