《ウイグル『時々刻々』》

野中 星w
【2009(平成21). 8. 5   〔朝日新聞より〕    中国・ウルムチ騒乱から1ヵ月          ウイグル族 続く大量拘束】

〔&w〕

 2千人近くが死傷した中国・ウルムチでの騒乱から1ヵ月になる。市内に数万人いた武装警官の数は減り、平穏は戻ったが、当局によるウイグル族への取り締まりは続いている。
 自動車販売店などが焼き打ちにあった市街地南部の大湾南路。ウイグル族居住地区に入る路地すべてで武装警官が24時間体制で検問している。
 検問所の机に320人余りの指名手配リストがあった。刀やこん棒を持ったウイグル族男性が写真に納まっている。「路上の監視カメラで撮影した。動かぬ証拠だ」と漢族の警官。「A級」と書かれた重要容疑者も少なくない。
 7月末からウイグル族居住地区には、電柱のような白い柱が増え始めた。これまで大通りにしかなかった監視カメラを、市場や狭い路地にも約150b間隔で設置しているのだ。中学1年の少女(13)は、親族が営む商店の前にある監視カメラを指さし、「私たちの行動が24時間ずっと見られる。外国ではこんなこと許されるの?」と問うた。
 ウイグル族男性(29)は「武装警官は減ったが、代わりにウイグル族の私服警官が街中に増えた」と話す。
 市内ではウイグル族の拘束が相次いだ。新華社通信によると、騒乱後の拘束者は合わせて2千人を超えている。
 「警官が各家庭に押し入り、20〜40歳の男性の大半を連れて行った」とパン店主(43)。飲食店主(35)は連行された同僚(24)を「この1ヵ月、何の情報もない。生きているのか、死んでいるのかも分からない」と心配する。10月の中国建国60周年行事が終わるまでは帰れない、とのうわさも飛び交う。
 市内のウイグル族女性(26)によると、母親の友人の息子が釈放されたが、「取り調べで下半身に暴力を受け、精神的ショックで食事もとれない状態」。塩水を口に含ませるのがやっと。拘束された理由ははっきりしない。
 ウルムチの貿易会社に勤めるウイグル族男性(29)宅には7月末、武装警官が6人、突然押しかけてきた。妻が身分証の提示を求めると、警官は自動小銃を示して「これが身分証だ」。仕事や生活状況などを尋ねて立ち去った。
 「隣の漢族の家は調べられなかった。ウイグル族はテロリスト呼ばわりされ、生活が窮屈だ」。この男性はため息をつく。妻は事件後、職場の漢族の上司から出社しなくてもいいと言われ、辞職に追い込まれたという。
 一方、7月7日に漢族がウイグル族を襲撃した事件について、当局は被害者や拘束者がいたかも公表していない。



☆彡nochiwさんのまち

アクセスアップの革命


[編集]
[レスをする]
[最新順][古い順]
レスはありません

<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ