《図書紹介》

野中 星w
【『百年のチャランケ アイヌ民族共有財産裁判の記録』 「アイヌ民族共有財産裁判の記録」編集委員会=編 緑風出版 6000円(税別) ISBN978-4-8461-0908-0】

『百年のチャランケ アイヌ民族共有財産裁判の記録』  「アイヌ民族共有財産裁判の記録」編集委員会=編  緑風出版  6000円(税別)  ISBN978-4-8461-0908-0

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野中 星
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『百年のチャランケ アイヌ民族共有財産裁判の記録』
「アイヌ民族共有財産裁判の記録」編集委員会=編
緑風出版
6000円(税別)
ISBN978-4-8461-0908-0
――――――――――――2009(平成21).12. 4
『週刊 金曜日』(778号)にて紹介
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┃先住民族からの談判状┃
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 厚さ4センチ、重さ920グラム。手に持って読めるギリギリの重厚さだが、内容も劣らずズシリと重い。
 1999年、先住アイヌ民族の24人が北海道知事を提訴し、2006年に敗訴が確定した裁判の記録集である。
 審理の経過は本誌でもたびたび報じてきたが、延べ22回に及んだ原告陳述や、証人出廷した研究者たちの調書などを通読すると、全貌がいっそうシャープに浮かび上がる。
 アイヌ共有財産が生まれるのは140年前。北海道を植民地化した明治政府は、先住民族から伝統的な生活を奪う一方、勧農・教育・生活保護といった名目のカネを「付与」しだす。だが現金や不動産などはめったに分配されなかった。アイヌには管理能力がない、だから代わりに利殖してやる――。こんな論理がまかり通ったからだ。
 1899年の北海道旧土人保護法制定以降は北海道長官の管理下に。1997年の同法廃止でようやく返還されることになったが、総額はたった130万円。〈管理の過程で極端に価値を減じ〉〈アイヌ民族にとって、知事の管理責任を追及する十分な根拠となった〉。
 法廷はまるでシンポジウムの様相を呈した。原告たちは差別の実態を訴え、史料を駆使して財産管理のずさんさを具体的に暴露した。しかし、裁判所が支持したのは、被告側だった。
 その理不尽さへの怒りが本書には詰め込まれている。
 鳩山由紀夫首相は10月、国会で「アイヌの方々の歴史や文化を尊重する」と所信表明した。ならばまず、本書を編んだアイヌたちからのチャランケ(談判)に応じることから始めるべきである。

〔平田剛士(ひらた つよし)/フリーランス記者〕

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