野中 星 【2009(平成21) 5. 2 〔朝日新聞より〕 ビザなし交流再開へ 名簿提出で日ロ合意 〔聖教新聞 見出し〕 ビザなし交流で合意 入国カードにロシア側記入】 〔＆〕 《聖教新聞》全文 北方四島の「ビザなし交流」に際し、ロシア側が「出入国カード」の提出を求めていた問題で、日ロ両政府は一日、新たな手続きで合意した。ロシア側が同カードに必要事項を記入し、日本側は滞在中にこれを携行することで協議が決着した。これにより、交流は例年と同時期の今月十五日から実施される見通し。 これまでは四島に入る際、日本側は訪問団のリストを提出、外務省発行の身分証明書と行き先などを記した「挿入紙」を提示していた。合意によると、必要書類は変わらないが、リストに各自の署名を添える。これらに基づき、ロシア側が出入国カードに必要事項を記入。訪問団は滞在中カードを携行し、島を離れる際に返却する内容。外務省は「カードへの記入はロシア側が勝手にやること」（幹部）として、四島をロシア領と認めることにはならないとの判断。 ビザなし交流をめぐっては、今年一月、同じ枠組みで北方四島住民への人道支援物資を届けようとした外務省職員らに、ロシア側が国内法の改正を理由に、出入国カードの提出を新たに要求。日本側はこれを拒否し、支援物資とともに引き返した。 交流中断が懸念される中、十一日からのプーチン首相の訪日を前に、日ロ間で手続きについて協議を続けていた。 《朝日新聞》抜粋(追記) 「双方の法的立場を害さない」ための玉虫色の決着と言える。 出入国カードへの署名は、北方四島をロシア領と認めることを意味するため、日本側が拒否してきた。 [編集] [ﾚｽをする] [最新順][古い順] ﾚｽはありません ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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