《新聞・雑誌記事より》

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《続き》

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 中国側はどう見ているのだろう。福建師範大の謝必震教授は「薩摩の琉球入りは明の、琉球処分は清の衰退期に起きた。東アジアの秩序が大きく変わる節目に、琉球の地位を揺るがす事件が起きた点で、共通している」という。
 今年は日蘭通商400年の節目でもある。薩摩の琉球侵攻は、ポルトガルやオランダなどが東アジアに入り、明を中心とする朝貢体制が揺らぐ時期に起きた。
 「その後、明が倒れ清朝が繁栄した18世紀は、日本では江戸幕府が最盛期を迎え、琉球など周辺国でも文化が花開いた」と、琉球大の上里賢一法文学部長はいう。
 しかし、その清がアヘン戦争に敗れ、欧州列強や米国が東アジアをうかがう時期に、再び琉球は激動に揺れる。「琉球処分」は、日清戦争による台湾領有、来年100周年の日韓併合へと続く植民地化の前触れとなった。その日本の膨張政策の破局が沖縄戦である。
 「こうした歴史が教えるのは、沖縄が平和であるためにも、東アジアの安定がどうしても必要だということです」と上里氏はいう。
 歴史の節目をめぐる論議は、研究者だけでなく、県民の間でも盛んだ。「どの会場も満員で、聴衆の熱気に驚いた」。そう語るのは、仲間とともに来月、「薩摩侵略400年」について、今年4回目の市民討論会を企画している映像批評家の仲里効さんだ。
 「みんなは今の問題として400年前を考えている。基地問題など今の閉塞状況を破るには、沖縄を対日、対米との関係だけで考えるのではなく、アジア全体の文脈に置き直し、アジアの中での沖縄の将来を考えるしかない。400年、130年前は、私たちにとって昔の出来事ではなく、目の前にある歴史なんです」

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