【仲原 善忠（なかはら ぜんちゅう）】
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1890～1964年。沖縄研究者。とくに沖縄や奄美諸島に伝わる古歌謡を、首里王府が採録した『おもろさうし』の研究で知られる。沖縄県久米島で生まれた。父は儀間・山城両村の村頭。学資不足のため15歳で沖縄県立中学校を退学。1912年沖縄県師範学校卒業、1917年広島高等師範学校卒業。さまざまな学校での教職生活を経て、1928年に成城学園教授となり、学園の経営にも尽力した。また、沖縄人連盟会長や、沖縄文化協会会長、琉球育英会東京事務所長などを務め、後進の指導育成に尽力した。主な著書に『日本外交史』（1924年）、『世界地理精義』（1931年）、『おもろさうし辞典・総索引』（1967年）など。全集四巻が沖縄タイムス社から発刊されている。（提供／琉球新報社）
【週間金曜日2009.11.27】
(777号より)
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