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「───────チッ。」 マリサ「濃すぎんだろぉぉぉお!」 魔理沙を包み込むように深い霧が辺りに静閑を与えていた。 マリサ「ったく、こんなことしてまた退治されてもしらねぇぜ? …あいつに案内頼むか。」 マリサ「えっと……んっ?」 魔理沙はキラリと光る何かを下に見つけた。それに向かってすーっと降りてみると、 マリサ「へへ、近いみたいだな。」 それは氷付けにされた緑色のモノ。。。つまりは【カエル】 「──────すぅっ」 魔理沙は少し深めに息を吸い込んだ。 マリサ「Hぅぅーーーーーー!!」 「Hって言うなぁーー!!」 返しの声と同時にどこからか誰かが飛び出してきた。 マリサ「よぅ、チルノ!」 チルノ「あれ?魔理沙だー♪どうしたのー?べんきょーは教えられないよー!」 マリサ「アハハ!いやなに、城に行きたいんだがこの霧だからどうしようか悩んでたんだぜ。」 チルノ「じゃあアタイが案内してあげようか!」 マリサ「本当か!お前はやっぱり最強だな!」 チルノ「でしょー♪アタイはさいきょーなのよ!!それじゃあついてきてよー!」 マリサ「おう!」 そう言うと二人は霧の中に消えていった。 ─────バーカバーカ ─────アタイバカじゃないもん!
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